横浜読書会主催者インタビュー:余白ラウンジ・読書対話

神奈川県横浜市で活動している女性限定の横浜読書会konkon主催の栞です。
横浜読書会主催者インタビュー企画とは、全国の素敵な読書会を主催者さまにインタビューし、その思いや活動をご紹介する企画です!
- どんな思いで、その場所を立ち上げたのか
- 運営する中で感じる難しさや喜びは何か
- 参加者さんにどんな時間を過ごしてほしいと願っているのか
そんな「主催者さまの温かい思いや裏側」を覗いて見てください。
今回は、『余白ラウンジ・読書対話』の主催者さまにインタビューをしました!
今回のゲスト『余白ラウンジ・読書対話』のご紹介

コーチとして活動されている『しんちゃん』さんは、オンラインで「読書対話(おしゃべりを楽しむ読書会)」を開催しています。
課題図書はなく、参加者それぞれが好きな本や心に残った本を持ち寄り、本を通じて感じたことや考えたことを自由に語り合う読書会です。小説、ビジネス書、マンガ、詩集などジャンルは問いません。読書途中の本でも参加できます。
正解や不正解を求める場ではなく、お互いの考えを尊重しながら対話を楽しむ温かな雰囲気が特徴です。本を通じて新しい視点に出会い、自分自身を見つめ直す時間を大切にされています。
横浜読書会konkonが伺う『余白ラウンジ・読書対話』の対話への想い
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余白ラウンジを立ち上げて読書対話を始める前、どんな「読書体験」や「対話体験」が、現在の活動の種になったのでしょうか?
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コーチングという人の話を聴く仕事をしているので、本音で話ができる場所の必要性を感じていました。
一方で、人の話をしっかりと聴くことや、人前で話すことを苦手とする人がいることもあり、本をきっかけにした「対話の場」を、読書会として開催することにしました。
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「読書対話」という形式を最初に思いついた瞬間のこと、または「これだ!」と思った具体的な出来事を教えてください。
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本を解説する「書評会」や、知識を競うような「ビブリオバトル」の形式ではなく、本をはさんだ「対話の時間」にしたいという想いが最初にありました。
いまの読書会を始める前に、『7つの習慣』という本のコミュニティで、読書会のファシリテーターを2年やっていました。活動は楽しかったのですが、読者コミュニティなのに、ひとりがファシリをやり続けるのもどうかな?と思ったので、2年を区切りとして辞めました。
ただ、自宅でひとりで仕事をしていることが多いので、誰かと話がしたいという気持ちはあり、だったら自分の読書会をオンラインでやろうと決めました。
リアル開催よりもオンライン開催を選んだ理由は、本好きの友人が遠方に住んでいるため、参加しやすいようにと考えたからです。
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読書会を主催する中で、一番大切にしている「参加者に届けたい感覚」や「体験」は何ですか?
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誰かにとって正しい言葉や、結論を出すのではなく、話が広がる中で参加者それぞれに発見をしてもらえるとうれしいです。自分とは違う感想や意見に触れることで、人と話すことの楽しさや温もりを感じてほしいと考えています。
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「心の栄養不足」や「余白の時間」をテーマにされていると思いますが、ご自身が最近感じている「心の栄養不足」とはどういう状態ですか?
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知識偏重で頭でっかちになったり、常にメリットや効率性を求められたりしていると、窒息しそうな気持ちになることがあります。
AIがつくったような体温の感じられない文章や、どこかで見たような体重ののっていない言葉ばかりを目にすると、心に栄養が足りていないように感じます。
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読書対話を通じて、参加者に「人生の更新期の孤独」をどう乗り越えてほしいと思っていますか?
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どんな世代でも、悩んでいるのは自分だけではないはずです。でも、しんどいときって視界が狭くなりがちなんですよね。
そんなときに、ひとりで抱え込まずに「実は今、迷っていて」と素直に言えるような、安心できるつながりを日常の中にどう作っていくかを考える機会にしてもらえたらうれしいです。
(ミドル世代を限定して募集しているわけではないので、実際に参加される方の年代はさまざまです)
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「正解も比較もない」「感じたことをそのまま言葉にする」というルールを大切にしている理由を、これまでの人生経験から教えてください。
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学校生活や会社員時代は、ずっと他者との競争でした。正解や効率を求められるなかで、「こんなことを言ったらバカにされるのでは」「人に嫌われてしまうのでは」と自分を小さくしていたように思います。
そうした判断を手放して、自由に話せる場をつくりたいと思いました。
もちろん「何を言ってもいい」と「無礼」は違うので、そこだけはわたしが愛を持って見守っています。笑
正解や比較を持ち込んだ瞬間に、言葉は「評価されるための道具」になるのではないでしょうか。だからこそ、読書会では判断を横においてもらい、不完全な言葉であっても「まとまらないままの言葉でOK」という心理的な安全性を大事にしています。
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コーチとして培ってきたスキルと、読書対話のファシリテーションで特に活かされている部分はどこですか?逆に、読書対話でしかできないことは何だと思いますか?
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コーチングではクライアントの課題について話を聴くため、相手の状況をくみ取りながら対話をしていきます。そうしたアンテナは活かせているかもしれません。
読書会のような場では、「バカな感想かもしれないんですけど…」といったことを仰る方が多いので、わたしが率先してバカなことを言って笑ってもらうようにしています。話をするハードルを最初に下げることですかね。
参加者には、「うまく話そうとしなくて大丈夫。ただお互いの考えを尊重してください」とお願いしています。
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ファシリテーターとして大切だと思う資質とは何だと思いますか?また、自身のファシリテーションを向上させるために効果的だと感じていることはありますか?
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「聴く」と「ユーモア」を大切にしています。
ひとりひとりにたくさん話をしていただきたいですが、開催は1時間と決めているので、時間管理も意識するようにしています。とはいえ、答えを急いだり、キレイにまとめたりはしません。
どんな話が出ても、全力で受け取る力はあるほうだと思います。
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これまでで印象に残っている参加者の言葉や反応、または「予想外の出会い」があったエピソードを教えてください。
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「 久しぶりに仕事以外のことを話せて、夢中になっていた」という感想をいただいたのはうれしかったです。参加された方が、ご友人を誘ってくれたということもありました。
最初はわたしから声をかけて話をしてもらいますが、参加者同士(初めてお会いした方です)で話が始まったときは、やったーという気分でした。
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主催者として、「今日は良い読書会になったな」と感じる瞬間はどんなときですか?
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みなさんの表情がやわらかくなっているときです。
読書会で話題に挙がった本を読んでみた、という感想をいただくとやりがいになります。
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読書会の主催者として、裏方の役割(準備・進行・フォローなど)で大切にしている価値観や心がけはありますか?
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「仕組みはロジカルに、体験はアナログに」です。
申し込みの導線は、参加いただく方に手間がかからないかを考えてつくるようにしています。
一方で、知識や読みの深さなどは、比較につながりやすいので話題に挙げないようにしています。「挫折した本」について話をしたりして、読書へのハードルを下げることも意識しています。
読書会で話に出た本はリストにまとめて、後日参加者にお送りしています。
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小人数(5名程度)を守り続けている理由と、規模を大きくしたいと思った瞬間(または大きくしたくない理由)はありますか?
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オンラインはどうしてもひとりずつしか話ができないので、ゆったりした気持ちで話せる空気を保つため、少人数でやろうと決めました。
リアルでイベント的な読書会もやってみたいとは考えています。
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読書会を運営する中で、特に苦労されていることや難しさを感じることは何ですか?最も大変だった出来事や危機的な場面があれば教えてください。また、それをどのように乗り越えられたのでしょうか?
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個人の読書会はまだ2回なので、大変なこともないのですが…。毎回、告知をするときに「本当に人が来てくれるのかしら?」と不安にはなります。
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差し支えなければ、横浜読書会konkonについて感じていることや印象があれば教えてください。
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Threadsで何度かポストを拝見していました。たぶん、わたしが本についてのポストをよくしているので、アルゴリズムがすすめてくれたのだと思います。
横浜なら行ってみたいなと思ったのですが、若い人が対象なのかな?と思って遠慮した記憶があります。ごめんなさい。笑
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最後に、この読書会を続けていく上での、あなた自身の「想い」や「願い」、そして主催者として今一番伝えたいことや、参加を検討している人、読書会を始めたい人へのメッセージをお願いします。
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読書って「特別なものではない」と思う一方で、「人生を変える可能性がある」とも思います。そんな出合いを求めて、いままで本を読んできたのかもしれません。
この本の、好きなシーン、理解できなかった展開、受け入れられなかったキャラクター、モヤッとしたところこそ、自分を知るヒントになります。
人生のほんの一瞬、本を間にはさんで言葉を交わす。そんな時間が、明日の景色を鮮やかに変えるかもしれないと思います。
【参加を検討している方へ】
「うまく話そう」とする必要はありません。まだまとまっていない言葉の中にも、自分だけの視点が眠っています。ぜひ、リラックスタイムとして参加してください。お待ちしています。
【読書会を始めたい方へ】
読書会に、正解の形はないと思います。あなたが「おもしろい」と思う1冊と、数人の仲間がいれば、もう立派な読書会ではないでしょうか。
まずはご自身が一番リラックスして楽しめるスタイルで始めてみてください!
『余白ラウンジ・読書対話』の参加方法・詳細
開催概要
『余白ラウンジ・読書対話』は、毎月第3土曜日21時~22時にオンラインで開催されています。
- 開催形式:オンライン(Zoom)
- 所要時間:約60分
- 定員:少人数制
- 参加費:無料(回によって変更の場合あり)
主な参加方法
読書会についての詳細は、ホームページと公式LINEで案内されます。
参加を希望される場合は、まず公式LINEを追加して「読書会参加希望」と一言送ってみるのが一番確実です。
ぜひチェックしてみてください。
読書対話関連リンク
今回は横浜読書会konkonのインタビュー企画にご協力いただき本当にありがとうございました!
主催者さまの素敵な活動や想いがより多くの人に届きますように!
横浜読書会konkonのインタビュー企画について
この記事は、神奈川県横浜市で活動する女性限定・少人数制の『横浜読書会konkon』が企画・運営しています。
本企画では「読書会主催者としての活動への想い」を伝えて下さる参加者さまを引き続き募集中です。
下記より募集条件をご確認の上、お気軽に横浜読書会konkonのXアカウントやInstagramのDMにメッセージをお送りください。
▼企画の詳細はこちら
読書会主催者インタビュー
全国で活動する読書会主催者さまへのインタビュー企画。読書会を始めた原点や場づくりへの想いを伺い、横浜読書会konkonが記事としてご紹介します。活動規模を問わず参加団体を募集しています。
横浜読書会主催者インタビュー:余白ラウンジ・読書対話New!!
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【満席】第6回「好きな本を語ろう!」読書会開催概要
【著者登壇】『今の自分に合う メイクの正解』YUTA.さん講演会開催概要
【終了】第1回課題本読書会『現役学芸員とゆる~く語る不道徳教育講座』開催概要
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