
神奈川県横浜市で活動している女性限定の横浜読書会konkon主催の栞です。
横浜読書会主催者インタビュー企画とは、全国の素敵な読書会を主催者さまにインタビューし、その思いや活動をご紹介する企画です!
- どんな思いで、その場所を立ち上げたのか
- 運営する中で感じる難しさや喜びは何か
- 参加者さんにどんな時間を過ごしてほしいと願っているのか
そんな「主催者さまの温かい思いや裏側」を覗いて見てください。
今回は、インタビュー企画の第5弾として自然豊かな屋久島(鹿児島県)で活動中の『森の読書会』主催者さまにインタビューしました!
今回のゲスト『森の読書会』のご紹介


森の読書会は、屋久島在住の栗原幸広さんが主催する、自然と本を優しく結ぶ静かで温かな読書会です。
東京から屋久島へ移住して7年目。
島の人々や豊かな自然との出会いの中で多くの「きっかけ」をいただいた栗原さんは、「私も屋久島に何かお返しができないか」と考え始めました。
読書が得意ではない自分でも、「朝も、自然も、集まることも大好き」という純粋な想いから生まれたのが、この読書会です。
「人と本の出会いを通じて、新しいきっかけに出会う時間」を大切にしています。
派手なディスカッションではなく、少人数(例:7人程度)で「濃く・暖かく」過ごすことを重視した、穏やかで心に残る朝活です。
現在は知り合い中心からオープン募集へ移行し、屋久島に住むさまざまな背景を持つ人たちが、季節の自然を感じながら同じ時間と空間を共有しています。
横浜読書会konkonが伺う『森の読書会』主催さまの想い
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移住先(屋久島)で読書会を始めるにあたって苦労したことや難しかったことは何ですか?
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最初に難しかったのは、土地に縁のない自分が誰を誘い、どう開けばいいのか分からなかったことです。
ただ屋久島は、やりたいことを自分たちで形にする人が多く、実際に声を上げてみると応援してくれる島でした。その空気に、背中を押されたように思います。
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知り合いだけの集まりからオープン募集にしたきっかけは何だったのでしょうか?その時に不安はありましたか?
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島内の宿泊ワークショップで体験したものを、仲間内で自主的に続けていたのが最初でした。
続ける程に良い会だなと実感して、更に多くの人を巻き込みたくなりオープン参加にしました。
大好きな屋久島と、そこに住む人へのお返しの気持ちもありました。不安だったのは参加費です。収入にする気はないという気持ちと、参加費があっても来てもらえる場にしたいという葛藤でした。
そこで、島内で自然に関わる活動をしているカフェにお願いし、ワンドリンク制で使わせてただけることになりました。
いただくお金が自然保護やお店の支えになり、屋久島へ還元できる形に落ち着けたと思います。
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オープン募集にしてから大変だったこと、良かったこと、予想外だった出来事や参加者の反応はありましたか?
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開催してみて、読書会を求めている人が確かにいるのだと実感しました。
会場であるカフェそのものの素敵さを感じて貰えたらことも嬉しかったです。
また、参加者から「定期的に誘い合って読書会をしたい」と自主的な声が上がり、オープンチャットを立ち上げました。予想していなかった嬉しい反応でした。
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Instagramで「読書会とは」という簡単な説明をされているのが印象的でした。
読書会という活動を知らない方も多いのでしょうか?
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「読書会」と聞くと、持参した本を黙々と読む集まりだと思われる方が多いように感じます。
鹿児島市内の読書会には、課題図書が決まっていたり、各自で読んで解散したりする形式もあるようです。
森の読書会は、みんなで本を持ち寄って一緒に作る場です。その違いと魅力が伝わるように、あえて説明を添えています。
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差し支えなければ、横浜読書会konkonについて感じていることや印象も教えてください。
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お互いに本を持ち寄り、分かち合う。
女性限定で少人数に絞り、アットホームに開かれている様子も含めて、「参加者の皆さんと作る居場所」のような雰囲気が素敵だと感じます。
実施のスタイルが、とてもよく似ているとも感じました。
私にとっては、読書会の先輩のような存在だと思っています。
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屋久島の自然の中で本を読むことの面白さや、本と自然がつながる素敵な体験・気づきはありますか?
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屋久島の静かな森で読むのと、室内で読むのとでは、頭の柔らかさも思考の深まりも、まるで違うと感じます。
「本を読んでいる自分自身の内面の状態に気付く」というのが自然環境下での読書の特徴だと思います。
室内では、つい「これは有益だ」「これは〇〇だ」と頭で判断しながら、本の中の情報を読んでしまう。
けれど森の中では、本を読んでいる自分の心を感じることができます。ぬるめの露天風呂に浸かって瞑想しているような感覚に少し近いかもしれません。これは色々な人に試して欲しいです。
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ファシリテーションで大切にしていることは?
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私が大切にしているのは、皆で皆の居場所をつくる事です。
その部分にこれまでのファシリテーションの経験が生きていると感じます。
本を読みたい人が自然と集まり、自分の居場所だと感じられるように読書会の流れを組んでいます。
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場づくりであなたが一番大切にしている想いや価値観は何ですか?
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私が掲げているのは「縁側のような場」です。
家の中のような安心感と、外から訪れる嬉しい刺激。その両方が同居する、家の中であり、外でもある場所、という意味を込めています。
ひとことで言えば、「安心と刺激」の両立です。
読書好きが集まる場そのものが、家のような安心の居場所であり、刺激を取り込む外界にもなって欲しいと思っています。
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ファシリテーターとして大切だと思う資質とは何だと思いますか?また、ファシリテーションを向上させるために効果的なことは?
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一番大切なのは、来てくれる人の気持ちを感じることだと思います。
どんな気持ちで来ているのか、安心して刺激を持ち帰ってもらうには何が必要かと、参加者の気持ちに耳を傾ける。
同じ会でも、赤ちゃんが来る回、小学生が来る回など状況は違います。その日の参加者に合わせて場を運ぶ事を大切にしています。
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読書会以外の自然体験活動などもされていると思いますが、読書会主催者としての視点と、それら他の活動からの視点で違う部分や、相互に影響している部分はありますか?
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読書会も自然体験の活動も、根っこは同じだと感じています。
来てくれる人の気持ちを考え、その人に何を届けるかを想定すること。
そして、家の中のような安心感と、外にいるような刺激の両立。この「縁側」のような在り方は、どちらの活動にも、変わらず共通していると思います。
違う場のように見えて、大切にしているものは同じです。
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読書会を運営する中で、特に苦労されていることはありますか?また、どのように乗り越えられたのでしょうか。
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正直に言うと、読書会で大変だったことは、ほとんどありません。
「こういう形で会場を使わせてもらえませんか」とお願いすると、屋久島では快く引き受けてくださる方が多いです。
島民の方に何度も支えられたおかげで大変な事もなく、読書会を開いて本当に良かったと感じています。
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主催者として、「今日は良い読書会になったな」と感じるのはどのような瞬間でしょうか?
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解散したあとも、名残惜しそうにおしゃべりを続けている方がいる時です。
参加者の方々が、読書を通して深くつながっていく。その姿を見られる瞬間が、私にとっては何よりだと思っています。
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これまでで印象に残っている参加者の言葉や反応、または「予想外の出会い」があったエピソードを個人的に教えてください。
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オープン募集を始める前、知り合い同士で開い場で参加者が「読書会、すーんごくいい」と言ってくれたことです。
何が良かったのかと聞くと、「自分が会うはずなかった人、読むはずのなかった本に出会えたこと、そして屋久島で読めたこと」と。
この土地・住民自体に大きな価値があり、読書会はその価値が集まるきっかけなのだと感じた出来事でした。
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読書会主催者として、参加者さんに届けたいこと、もしくは一緒に作り上げたいことは何ですか?
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届けたいのは、縁側のような居場所です。毎月、気軽に顔を出せる安心感と、新しい刺激を受けられる楽しさ。その両方が合わさった場を届けたいと思っています。参加者の方と一緒に作りたいのは、いろんな人が「今日は本を読もうよ」とお互いを誘い合う、そんな居場所この島に広がっていくことです。
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最後に、この読書会を続けていく上での、あなた自身の「想い」や「願い」、そして主催者として今一番伝えたいことや、参加を検討している人・移住先で読書会を始めたい人へのメッセージをお願いします。
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私の願いは、読書を通して縁側のような居場所をつくることです。
参加を考えている方は、どうか気負わず、ふらっと遊びに来てください✨移住先で始めたい方へ:
ぜひやってみて下さい!「うちで開いてほしい」という会場も、「参加したい」という参加者の方も、思った以上にいますよ。
応援してます!
『森の読書会』の参加方法・詳細
開催概要
開催頻度:月1回(休みの日の午前中)
時間:約2〜3時間程度
開催場所:屋久島の森や川辺などの自然の中(Plant-based Cafe & Actなど屋久島内の自然豊かな場所)
参加人数:少人数(例:5〜8名程度)
流れ:森の中で静かに本を読む黙読タイム → ゆったりとした交流タイム。自分の本ではなく、誰かが持ってきた本を読む形式です。
対象:自然が好き、静かに本を読みたい、ゆったり人とつながりたい方ならどなたでも大歓迎! 課題本はなく、完全に自由に本を持ち寄ります。
森の読書会の主な参加方法
- Instagram(@u_yakushima) 最新の開催告知や過去の活動風景をチェックできます。コメントやDMで参加希望の連絡が可能です。
- 直接連絡 InstagramのDMにて「森の読書会 参加希望」とご連絡いただくと、最新の開催情報や集合場所をお伝えします。
- 屋久島在住・訪問中の方 特に大歓迎です。自然の中で静かで濃い時間を過ごしたい方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
屋久島の豊かな自然の中で体験できる読書会に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
森の読書会さま、インタビュー企画にご協力いただき本当にありがとうございました!
主催者さまの素敵な活動や想いがより多くの人に届きますように!
横浜読書会konkonのインタビュー企画について
この記事は、神奈川県横浜市で活動する女性限定・少人数制の『横浜読書会konkon』が企画・運営しています。
本企画では「読書会主催者としての活動への想い」を伝えて下さる参加者さまを引き続き募集中です。
下記より募集条件をご確認の上、お気軽に横浜読書会konkonのXアカウントやInstagramのDMにメッセージをお送りください。
▼企画の詳細はこちら
読書会主催者インタビュー
全国で活動する読書会主催者さまへのインタビュー企画。読書会を始めた原点や場づくりへの想いを伺い、横浜読書会konkonが記事としてご紹介します。活動規模を問わず参加団体を募集しています。
【主催者インタビュー#01】横浜読書会konkon立ち上げの背景と想い
横浜読書会インタビュー#02:余白ラウンジ・読書対話
横浜読書会インタビュー#03:NEWマンガ雑誌の読書会
横浜読書会インタビュー#04:大船読書会
横浜読書会インタビュー#05:森の読書会
横浜読書会インタビュー#06:読書会HITOTOKI
横浜読書会インタビュー#07:山形読書会
横浜読書会インタビュー#08:名前のない読書会
横浜での読書会はこちらの開催概要をご覧ください。
【8/16開催】第7回 横浜読書会konkon 開催概要New!!
【終了】横浜読書会konkon「好きな本を語ろう!」第6回 開催概要
【終了】横浜読書会konkon特別企画 YUTA.氏著者講演会 開催概要
開催概要一覧 ➡












