『文学読書会ヨハク』様

神奈川県横浜市で活動している女性限定の横浜読書会konkon主催の栞です。
横浜読書会主催者インタビュー企画とは、全国の素敵な読書会を主催者さまにインタビューし、その思いや活動をご紹介する企画です!
『文学読書会ヨハク』主催者様の想い
- 正解を求める場ではなく、「なぜ?」を一緒に深掘りする静かな対話の場にしたい。参加者が自然と会話を始め、主催者はただ聞いているだけになるような、余白のある時間を大切にしている。
- 本を通じて人と人がつながる居場所でありたい。身の回りに本の話ができる人がいない人でも、気軽に参加でき、忘れた頃にふらっとまた来たくなるような、ゆるやかで温かい場を目指している。
- 文学の魅力を感じ、本を読む人が一人でも増えてほしい。読書経験の有無は問わず、初参加・単発参加も大歓迎の、誰もが「なぜ?」を持ち寄れる開かれた場所づくりにこだわっている。
そんな「主催者さまの温かい思いや裏側」を覗いて見てください。
今回は、インタビュー企画の第12弾として『文学読書会ヨハク』主催者様にインタビューしました!
今回のゲスト『文学読書会ヨハク』のご紹介

『文学読書会ヨハク』のご紹介
『文学読書会ヨハク』は、「なぜ?」を深掘る読書会です。
本をじっくり読むことをコンセプトに、正解を探す場ではなく、読んでいて生まれた「なぜ?」「これってどういうこと?」という疑問や違和感を持ち寄り、ゆっくり・のんびりと深掘りしていきます。
たくさん読むより、一冊をていねいに味わうことを大切にし、「文学」とついていますが小説に限定せず、エッセイ・詩・戯曲・ノンフィクションなどジャンルをまたいで選んでいます。
本が好きであれば、どなたも歓迎です。
『文学読書会ヨハク』が大切にしていること
- 正解を探すのではなく、「なぜ?」を一緒に深掘りすること
- 進行はゆっくり・のんびりと、一冊をていねいに味わうこと
- にぎやかな討論より、静かな対話を大切にすること
- 一人では見えない読み方に触れ、本の中と自分の中に生まれる「ヨハク(余白)」を探ること
主な活動拠点
- 東京都内(主に赤羽〜池袋あたりのレンタルスペースなど)/主に夕方開催
- 告知:X(@yohaku16588)・読書会へ行こう
- 開催記録:note(note.com/yohaku_book)
本の中と自分の中に生まれる「ヨハク(余白)」を、いっしょに探していく『文学読書会ヨハク』。
忙しい日常から少し離れて、一冊をていねいに味わい、静かな対話を楽しみたい方、ぜひチェックしてみてください。



横浜読書会konkonが伺う『文学読書会ヨハク』主催さまの想い
-
読書会を始める前(第1回開催前)に、最も不安だった具体的な点は何でしたか?
-
人が集まるか不安でした。ゼロからのスタートだったので、開催できるのかが最大の懸念でした。ちゃんと人が集まって良かったです。読書会自体初めてという方もいらっしゃって、とても嬉しかったです。
-
主催者として、「今日は良い読書会になったな」と感じるのはどのような瞬間でしょうか?
-
参加者同士の会話が自然と発生した会です。そういった会は話が盛り上がり、新たな気づきを得られることが多いという印象です。私は何も話さず、参加者の方の会話を聞いているだけというのが理想です(笑)。 議論の中で新たな読みに気づけた時も、やって良かったなと感じる瞬間です。
-
これまでの9回で、主催者として「これは失敗したな」「もっとこうすればよかった」と感じた瞬間やエピソードはありますか?
-
芥川の「地獄変」と「偸盗」を同時に取り扱ったのですが、1作品でも十分に話を深められたのではと思いました。短編一つだと話が途切れるかなと懸念していましたが、そんなこともありませんでした。
一方、泉鏡花の会は比較ができて2作品で良かったなと感じました。作品の長さと話の広がりは必ずしも比例しないので、作品選びは大変ですね。
本の選定から読書会は始まっているのかもしれません。どうすれば良い会ができるのか、毎回模索中です。
-
参加者から事前に予想していなかったような反応や解釈が出てきて、主催者自身の読み方が根本的に変わった作品があれば教えてください。
-
根本から変わったというものはありませんが、例えば安部公房の『第四間氷期』の会は、新しい気づきや読みが、話題が変わるたびに出てきて楽しかったです。
特に「人間らしさ」というワードが何度か出ており、SF以外の要素に着目して再読してみようと思いました。
-
読書会後の二次会で、読書会本編では出なかったような深い話や意外な話題が出たことはありますか?
-
深い話かは分かりませんが、読書遍歴や面白かった本の話が聞けるのが楽しいですね。
読書会だとどうしても、その本の話をしなければならないといった空気になりますが、二次会だと自由に話せるので、意外な話が聞けることもあります。
その中で、課題本の候補が見つかったりと、二次会ならではの楽しさはあると思います。
-
作品選びの際、候補に挙がったけど「今回は見送った」作品と、その理由を教えてください。
-
古典作品です。
例えば近松門左衛門や上田秋成の『雨月物語』など古典を取り扱いたいと考えていますが、人が集まらないのではと思い、今のところ見送っています。
ただ、いつかは取り扱いたいので、折を見て開催しようと考えています。(もちろん現代語訳OKです)
-
主催者個人として、読書会を運営する中で「自分の読書スタイルや価値観」がどう変化してきたと感じますか?
-
当読書会では、会話に入る前に付箋に疑問や話題を書いていただいているのですが、自分でもどんな話題を出そうかと、疑問を持ちながら読むようになりました。
以前は、書かれているものをそのまま受け取っていましたが、これはどういうことだ?と疑問を持ちながら読むことが癖になりました。
あと、時間が許す限り課題本は二周するようにしていますが、良い本は繰り返し読むべきだなと感じています。
-
読書会準備で一番時間を使うのは、どんな部分ですか?
-
告知準備です。「読書会に行こう」を使用していますが、画像作成、告知文作成、Googleフォームの作成に時間がかかっています。
AIを活用して作成していますが、細部が微妙だったりするので、調整していると思っているより時間がかかる印象です。告知文がどこまでちゃんと読まれているかは不明ですが。
もちろん、時間的には作品を読む時間が最も長いですが、半分は趣味を兼ねているため準備時間としては数えていません。
また、準備ではないですが、読書会の開催記録が実際は最も時間がかかっています。
➡『文学読書会ヨハク』の開催記録は、こちら。
-
読書会を続けていく上で、主催者として今後挑戦したい「新しい試み」や「変えたい運用ルール」はありますか?
-
『源氏物語』など超大作を少しずつ読んでいく会をやってみたいです。
古い作品から始めて現代まで戻ることで、文学の歴史を辿っていく読書会も面白そうです。
参加者をもっと絞った会をやるなど、やってみたいことは山盛りです。
-
読書会以外の日常(仕事やプライベート)で、ヨハクの活動が影響を与えている具体的な場面や習慣の変化はありますか?
-
今のところ大きな変化はありませんが、読書会に向けて仕事を頑張ろうなど、そういった影響はあるかもしれません。一回読書会をやると、また次もやろうという活力は得られていると思います。
-
参加者同士の「再会」や「別の読書会への相互参加」などの、読書会をきっかけにしたつながりの動きを主催者としてどう見ていますか?
-
私もそうですが、読書会以外で身の回りに本の話ができる人がいないという方は多いと思います。なので、本を通じて繋がりができるのはとても素敵なことだと思います。
-
もし第1回に戻れるとしたら、作品選びや進行で一番変えたいと思う点は何ですか?理由も含めて。
-
記念すべき第1回目なので、課題はあると思いますが、変えたいというところは特にないです。
作品も短編で1回目としてはちょうど良かったと思います。
-
差し支えなければ、横浜読書会konkonについて感じていることや印象を教えてください。
-
今回、このような素敵な企画をご案内いただきありがとうございます。
こうした取り組みもそうですが、記事等を拝見して、本と人との交流を大切にされている方が運営されているのだなという印象を持ちました。
-
長期的に見て、この読書会を「何年後かに振り返ったときに、どんな存在になっていたい」と主催者として考えていますか?(達成感や残したい価値など)
-
正直、将来のことはあまり考えていませんでした。
ただ、読書会を通じて文学の魅力を感じ、本を読む人が一人でも増えてくれればいいなと思います。会としては、忘れた頃にふと思い出して、またふらっと来たくなる。そんな会でありたいです。
-
最後に、この読書会を続けていく上での、「想い」や「願い」、そして主催者として今一番伝えたいことや、参加を検討している人・読書会を始めたい人へのメッセージをお願いします。
-
文学読書会『ヨハク』は「なぜを深掘りする」をコンセプトに掲げています。
正解を求めるのではなく、会話を通じて1作品をじっくり深掘りしていく、そんな会にしていければと思っています。
本が好きな人なら歓迎です。これまでの読書経験は関係ありません。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひお気軽にお越しください。
初参加・単発参加も大歓迎です!
みなさまとお会いできることを楽しみにしております!読書会の開催を検討している方がいらっしゃれば、ぜひ思い切って始めてみてください。読書会に参加するのも楽しいですが、自分で開催するとまた違った楽しさがあると思います。
文学読書会『ヨハク』の参加方法・詳細
開催概要
- 開催頻度:月に1回程度(Xや「読書会へ行こう」にて随時告知)
- 開催場所:東京都内(主に赤羽〜池袋あたりのレンタルスペースなど)。現在は対面開催のみです。
- 形式: 正解を探す場ではなく、読んで生まれた「なぜ?」「これってどういうこと?」という疑問や違和感を持ち寄り、ゆっくり・のんびりと深掘りする、対話重視の少人数制。一冊をていねいに味わう、静かな時間を大切にしています。
- 対象: 本をじっくり読みたい方、一文や一場面の「なぜ?」を語ってみたい方、にぎやかな討論より静かな対話が好きな方。本が好きであれば、どなたでも歓迎です。
主な参加方法
- X(メイン): 最新のイベント開催情報、詳細、お申し込み方法はこちらのアカウント(@yohaku16588)から発信されています。
- 読書会へ行こう: にて開催予定や過去の記録が確認できます。
- note: 開催記録や読書会の様子がまとめられています。
インタビュー企画にご協力いただき本当にありがとうございました!
主催者さまの素敵な活動や想いがより多くの人に届きますように!
横浜読書会konkonのインタビュー企画について
この記事は、神奈川県横浜市で活動する女性限定・少人数制の『横浜読書会konkon』が企画・運営しています。
本企画では「読書会主催者としての活動への想い」を伝えて下さる参加者さまを引き続き募集中です。
下記より募集条件をご確認の上、お気軽に横浜読書会konkonのXアカウントやInstagramのDMにメッセージをお送りください。
▼企画の詳細はこちら
読書会主催者インタビュー
全国で活動する読書会主催者さまへのインタビュー企画。読書会を始めた原点や場づくりへの想いを伺い、横浜読書会konkonが記事としてご紹介します。活動規模を問わず参加団体を募集しています。
女性限定コミュニティ・読書会【横浜読書会konkon】
課題本なしオンライン読書会【余白ラウンジ】
カメラオフ・オンライン読書会【NEWマンガ雑誌の読書会】
黙読&持ち寄りスタイルの読書会【大船読書会】
屋外・自然の中で語り合う読書会【屋久島・森の読書会】
女性向け対話型読書会【読書会HITOTOKI】
まちを巡る地域コミュニティ・読書会【山形読書会】
自己紹介なし!自由で安心な読書会【名前のない読書会】
カフェ開催・課題本読書会のやり方とサードプレイス作り【沖縄読書会】
100回以上開催!読書会を続けるコツ【GACCOH小説読書会】
SNS発!初心者に優しいゆるい読書会【ホワイトデニッシュショコラ】
『文学読書会ヨハク』様
保護中: 主催者インタビュー:secret guest
横浜での読書会はこちらの開催概要をご覧ください。
終了【8/16開催】第7回 横浜読書会konkon 開催概要
開催概要一覧 ➡



















