カフェ開催・課題本読書会のやり方とサードプレイス作り【沖縄読書会】

神奈川県横浜市で活動している女性限定の横浜読書会konkon主催の栞です。
横浜読書会主催者インタビュー企画とは、全国の素敵な読書会を主催者さまにインタビューし、その思いや活動をご紹介する企画です!
- 本を通して「サードプレイス(第三の居場所)」を作ろうと思った想いとは?
- 「課題本を最後まで読み切ってから参加する」というルールで運営していく中で感じる難しさや喜びは何か
- 参加者さんに、名著や古典を通じた対話の中でどんな時間を過ごしてほしいと願っているのか
そんな「主催者さまの温かい思いや裏側」を覗いて見てください。
今回は、インタビュー企画の第10弾として『沖縄読書会』トーマさんにインタビューしました!
今回のゲスト『沖縄読書会』のご紹介



『沖縄読書会』のご紹介
「本を読んで人に会おう。」
「読書=インプットで終わらせず、アウトプットを通じて新しい発見やつながりを生む場に。」――。
沖縄読書会は、そんな想いが込められた温かいコミュニティです。 主宰のトーマさんが、「仕事以外のサードプレイス(第三の居場所)として、本を通じて人とつながり、多様な視点に触れられる場を作りたい」という思いを胸に運営されています。
活動方針
大切にしているコンセプト ただ本を紹介し合うだけでなく、「本を通して他者の視点や価値観に触れ、自分の世界を広げ、結果的に人と人とのつながりを育む」ような、居心地の良い場づくりを実践されています。名著や古典を中心に取り上げることで、ひとりでは読み切れない本にも挑戦できる機会を提供しています。
主な活動拠点とスタイル
メインの活動エリアは沖縄県那覇市です。 会場は那覇市松尾の「LESTEL NAHA 1Fカフェ半個室スペース」を中心に、落ち着いたカフェ空間で開催。コーヒーなどを飲みながら、事前に読んだ1冊の課題図書について感想をシェアする形式です。
完全予約制で、20代〜40代(特に30歳前後)を中心に、男女ほぼ半々のメンバーが集まり、初心者も大歓迎の和やかな空気で毎月精力的に活動されています。
過去の様子はInstagram(@ryotoma_books)のハイライトでもご覧いただけます。
横浜読書会konkonが伺う『沖縄読書会』主催さまの想い
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初めて読書会に参加したのはいつ頃ですか?また、参加したきっかけがあれば教えてください。
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2024年の2月です。
当時の私はコロナ禍の出不精を引きずっており、人と会う機会が激減していました。
さすがにマズいと思い、自分でも参加できそうな活動を調べたところ読書会という存在を知りました。
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「読書会」という言葉になじみがない人も多いですよね。周囲の人に「読書会って何ですか?」と聞かれたら、どのように説明していますか?
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「全員共通の課題本を事前に読み、当日はその本の感想をシェアする場所」と説明しています。
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ご自身で主催されている読書会では、なぜ課題本形式を選んだのですか?
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できる限り共通の話題がある方が、会話しやすいと思うからです。
初対面の会話は難しいですが、課題本の内容や感想に集中して話せば良いので、難易度が下がるように感じます。
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読書会の参加条件として、「課題本を読み切ってから参加」というスタイルにしている理由は何ですか?
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読み切っている方が話しやすいからです。
すべて読んだ人と途中まで読んだ人が混ざると、ネタバレの扱いに迷ったり、途中まで読んだ人が物語後半の話題に入りづらかったりすると考えています。
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毎月課題本を読むとなると時間の確保が大変だと思いますが、課題本はどのタイミングで読んでいますか?
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夜寝る前に読むことが多いです。
油断していると、気づけば開催日が迫っているなんてこともあるため、少しずつ読み進めるようにしています。
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課題本を選ぶときに、何か基準や意識していることはありますか?
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名著と呼ばれる作品を選ぶようにしています。結果として、芥川賞受賞作や古典文学などを課題本にする傾向があります。
またできる限り文庫、電子書籍、デイジー図書の有無も確認しています。
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FAQを作る際に、特に意識した「初心者が感じやすい不安」は何でしたか?また、なぜそれを意識しましたか?
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読書会が何をする場所なのかご存知ない方に向けて説明したいと思いました。
また、文学小説を課題本にすることが多いため、鋭い批評を求められるのではないか?というハードルも下げたかったです。なぜなら私自身そんなことできないので…
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今の読書会は、どんな空気感の場になっていると感じていますか?
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文学的背景を深掘りするというよりは、感想をシェアすることがメインの場になっています。
参加者の読書歴はかなりバラバラです。
文学部出身者から、現代小説は読むけど古典は読まない人、普段まったく読まないからこそ参加している人など。
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参加される方は紙の本で読まれる方が多いですか?それともKindleなどの電子書籍が多いですか?また、ご自身の読書スタイルやこだわりがあれば教えてください。
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紙派が多く、電子書籍派は1〜2割です。
私個人は紙派です。ドライアイでモニターやディスプレイ全般に疲れきっています。
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本を読むときは、付箋を貼ったり線を引いたりするタイプですか?それとも、あまり書き込まずに読むタイプですか?
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折り目をつけるタイプです。付箋、線を引く、書き込みなどはあまりしません。
私にとって付箋紙やマーカー、ペンを用意することは、読書のハードルを上げてしまうから…です。
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読書会の進行中は、メモを取る派ですか?それとも話を聞くことに集中する派ですか?
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私はメモを取りません。
聞くことに集中しているとも言えますが、マルチタスクができないだけです笑
参加者の中には、メモを取る派もチラホラ見かけます。
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読書会を運営する中で、特に苦労されていることや難しさを感じることはありますか?
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参加者集めです。
申し込み、スケジュールのブロック、本を手に入れ、読み切る。なんて、そもそも参加ハードルが高い。
そしてもちろん人間ですから、体調不良による直前キャンセルもあります。
仮にキャンセル待ちの方がいたとしても、課題本形式は読み切る必要があるため、直前では間に合わない可能性大です。
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Instagramで告知されていますが、読書会の写真を撮るときに気をつけていることはありますか?
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紙の本を購入し、そのままスマホで撮影しています。
広告宣伝のプロにあやかりたくて、帯がついているものを選びがちです。
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読書会が終わった後や、家に帰ってからは、どのように過ごしていますか?
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参加者へのお礼、お借りしているカフェへのお礼、インスタでの活動報告、2ヶ月先の課題本を告知するなど。
本を読みたい気分になり、書店へ行くこともあります。
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差し支えなければ、横浜読書会konkonについて感じていることや印象も教えてください。
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立ち上げたばかりの時代から拝見していますが、勢いと熱量がすごいです。
読書会が好きなのも伝わりますし、色んな方やコミュニティと連携する行動力、それにともなう広報活動全般への情熱を感じます。
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最後に、この読書会を続けていく上での、あなた自身の「想い」や「願い」を教えてください。また、主催者として今一番伝えたいことや、参加を検討している人、これから読書会を始めたい人へのメッセージをお願いします。
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あくまでも個人的にですが、余暇時間の選択肢は多い方が嬉しい。
映画、カラオケ、スポーツ観戦などの並びに、読書会という選択肢がある。気が向いたときに本の話ができる場所が存在している。
そんな状態が続くといいな、と思っています。実は、前身となる読書会があり、私はその土台に乗っかって活動を開始したにすぎません。
私の人間性は残念な点ばかりですが、参加者や場所を提供してくださるカフェおよび従業員さんたちの協力により支えられています。存続できているのはラッキーでしかない。
このようなインタビューをされる機会までいただきました。
この場をお借りして感謝を申し上げます。
ありがとうございます。


沖縄読書会の参加方法・詳細
開催概要
- 開催頻度: 月に1回(課題図書1冊を設定し、土日の2日間で開催。Instagramおよびnoteにて随時告知および参加受付)
- 開催場所: 沖縄県那覇市。メイン会場は「LESTEL NAHA 1Fカフェ半個室スペース」(那覇市松尾2丁目24-10)。落ち着いたカフェ空間で、コーヒーなどを飲みながら進行します。
- 形式: 事前に1冊の課題図書を読み、当日は自己紹介のあと、皆で感想をシェアするスタイルです。本の内容について語り合うのはもちろん、そこから派生する自由な会話も大切にしており、毎回違った視点や価値観に触れられる温かい時間を過ごせます。完全予約制・初心者歓迎です。
- 対象: 本を通して「人」とつながりたい方、心安らぐサードプレイス(第三の居場所)を求めている方。読書好きな方はもちろん、新しい価値観に触れたい方や、初めての方も大歓迎です。
主な参加方法
- Instagram(メイン): 最新の開催予定、課題図書の詳細、お申し込みはこちら(@ryotoma_books)から発信されています。過去の様子をまとめたハイライトや、当日の温かい雰囲気が伝わる投稿も掲載されています。ご予約はDMから。
- note: 主宰のトーマさんによるアカウント(読書会 沖縄 トーマ / tomatomatoma_to)。読書会を引き継いだ経緯や場づくりへの想い、これまでの課題図書一覧、よくある質問などが詳しく綴られています。
トーマさん、インタビュー企画にご協力いただき本当にありがとうございました!
素敵な活動や想いがより多くの人に届きますように!
後日談
トーマさんが、noteにて横浜読書会konkonのインタビュー企画をご紹介してくださいました!

いい感じにまとめてもらえて嬉しいです。
— 引用元:読書会 沖縄 トーマ「読書会、インタビューを受けました(企画:横浜読書会konkonさん)」note、2026年8月12日更新、https://note.com/tomatomatoma_to/n/n4b0bdd593024
(中略)
このインタビューを企画している横浜読書会konkonの栞(しおり)さん、テンプレではなく各読書会に合わせた質問を作成されていたので驚きました。すごすぎる情熱。
読書会、インタビューを受けました(企画:横浜読書会konkonさん)|読書会 沖縄 トーマ
横浜読書会konkonさんのインタビュー企画にお声がけいただきました。 ↓今回のインタビュー記事 https://konkon-book.com/interview/okinawa/ カフェ開催・課題本読書会【沖縄読書会】 沖縄県那覇市で開催される「沖縄読書会」主催トーマさんのインタビュー。名著や古典を課題本とし「最後まで読み切って参加」するル konkon-book.com 最初は「おれなんかがインタビュー受けるに値するのか…?」などと思ったのですが、冷静に考えると読書会に対しての取材なので自意識過剰でした。 ただ結果的には私個人の話もすることになり、照れ
横浜読書会konkonのインタビュー企画について
この記事は、神奈川県横浜市で活動する女性限定・少人数制の『横浜読書会konkon』が企画・運営しています。
本企画では「読書会主催者としての活動への想い」を伝えて下さる参加者さまを引き続き募集中です。
下記より募集条件をご確認の上、お気軽に横浜読書会konkonのXアカウントやInstagramのDMにメッセージをお送りください。
▼企画の詳細はこちら
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